ある歌姫の一日 -Master of Epic-

先日は常駐 CH の面々と火ゴレへ行ってきました。

メンバーの一人が火盾が欲しいと言い出したのがきっかけで、なんとなくどこかへ出かけたかった私も賛同し、皆で出かけてきましたよ。 ……で合ってたと思うのですが。 実は私、真っ先に手を上げておきながら、その時点で寝かかっててよく覚えてないんですよね。

よくもまあそんな状態で行こうという気になったものですよ。 我ながら呆れますねー。 付き合ってくれる友人達のことも考えないとっ！＞私

でもですね、ずっと引きこもりを続けていたので、そろそろちゃんとした PT 戦に出かけてみたかったんです。 こうして折角の機会に飛びついたからにはできる限り頑張らないといけませんね。

PT で出かけるのは本当に久方ぶりになります。 今日はヒラ役が居てくれるので、私はダンサー兼サブヒラでいいのかしら。 壁役やメインヒラのように PT の柱になるべきポジションはやりがいあって楽しいんですけど、それとはまた別に、ダンサのようにある程度好き勝手やってていい役回りは、これはこれで気楽に楽しめるので好きだったりします。 寝てる頭に対して負担が大きくないのも嬉しいっ！

ダンスや音楽も突き詰めればずっと繊細な動きを要求されるんでしょうけどね。 私のプレイヤースキル的にそこまで追求しないでやってくださいませ。（あれ？ できる限り頑張るとか言ったその舌の根も乾かないうちに）

さて、半分くらい寝ながら踊っていただけなので、実は本戦は特筆するようなこともなかったりします。 私以外の皆はよく頑張っていたなあ、とだけ記しておきましょう。

約一名を除く皆の頑張りのおかげで火ゴレ戦はあっさりと終わりました。 ですが肝心のドロップはハズレ。 残念でしたね。 火盾も必ず落とすものでもないですし仕方の無いことだと思います。 ま、今日のところは帰りましょうね。

と、リーダーがホームレコードキーを使うと、そこは PT メンバーのお家でした。 おつかれさまーなどとお互いを労りながら、なんとなくベンダーを覗くと……。

あ、あれ？ そこに並んでる火盾はなんなんですかっ？！

言い出しっぺの彼女がいとも簡単にファイアシールドを手にするのを目にして、コレ、実は出かける必要はなかったんじゃないかなあ、と。

歌姫はそんな事を考えながら寝落ちするのでした。 ZZZzzz....（心配していたとおり、やっぱり寝てしまいました。 付き合ってくれる面々にはいつも迷惑をかけてしまってスミマセン）

オンラインゲームではいろいろな場所で争いが起こりますね。

対人戦のような直接的な物ばかりでなく、ボスのルート争いや、狩り場の縄張り争い、生産者の価格競争のようなもの、誰が一番早く～といった競争の類いならアスリート大会みたいなものもありますし、新要素の検証なども早解き合戦の要素になり得るかもしれません。

MoE ではトレードも立派な戦いでして――。

取り引きやアイテムの受け渡しで他の PC とトレードする際、相手が売買 CH などを介してやってきた人ならまず大丈夫なのですが、これが知り合い相手になると油断できません。

トレードは、一度 ACCEPT ボタンを押すと、相手がボタンを押すまで何もできなくなるのですよね。 相手側はアイテムやお金の追加ができるのに、こちらは追加どころかキャンセルもできません。

ええ、内容をお互いが確認してから取り引きが完了する以上、どちかかが先に OK することになるわけですし、アイテムのやりとりをする仕様は確かにこれで十分です。

でもでも、先に OK すると、相手からアイテムやお金を送られ放題の状況ができあがるんですよっ！ これは怖いです。

いつだったかレランの友人相手に、うっかり先に ACCEPT してしまった時、トマトジュースを一枠おしつけr……（こほん）、おまけで戴いたことがあって、その消費に苦労した覚えがあります。 レランな人々は枠単位で考えるから困るんですよねー。 あれ以来、取り引き時には相手を見て警戒するようになりました。

さて以上はこちらが先にアクションを起こした場合の話ですが、逆に言うなら、相手が ACCEPT を押しさえすれば、後は完全に自分のペースにできるわけです。

余計な心配なしに取り引きを完了させることもできますし、一方的に何かを渡すことも可能。 都合、安心して取り引きするため、アイテムを窓に乗せたらこちらからボタンは押さず、相手が OK するのを待つようになります。 アドバンテージを取るために分かっててやってるのですから、ずるいですね。

さて、そんな人間同士が取り引きをすると……。 そう、どちらが先に ACCEPT を押すかのにらみ合いが始まります。

それで先日もちょっとした勝負になりました。

友人が美容営業をしていたので、そこへ遊びに行った時のことです。 お手入れをしてもらったまではよかったのですが、彼女は美容料金を取ろうとしないくせに、帰り際にお土産だけは渡そうとしてきたんですよ。

さあこれ幸いと美容代を窓に乗せようと狙っていたら、案の定向こうも警戒しています。 トレード窓の向こう側にお土産だけが乗せられていて、双方ともボタンを押しません。

……。（数秒経過）

私は相手が ACCEPT したら代金＋αを乗せてトレード完了させたいのですけど、向こうは受け取るつもりがないのですね。 お互いに「あなた、早く ACCEPT 押しなさいよ」と、そんな状況のようです。

ではその緊迫した場面をご覧ください。

いやあ、怖いですねー。（その場で突っ込みを入れられなかったのが残念っ）

街中で取り引きするだけなのに、身の危険が危ない（？）というお話でした。

あけましておめでとうございます

昨年はその初めに別の子が活動を始めたこともあって、このブログはあまり動きのない一年になってしまいました。

キャラが複数居てもプレイヤーは一人。 キャラをそれぞれ独立させているとゲーム外での扱いに悩むところです。 私はゲーム外でも別扱いをしていて、twitter もアカウント別ですしここの記事も基本的に D 鯖まんじゅのものだけにしています。 それぞれを独立させていることには一応私なりの考えがあってやっていることなのですけど、その結果としてせっかく用意した場所が生かされないのは勿体ないことですね。

キャラは絞っている、どころか他には執事しか動かしてなくても、そちらに時間を割かれれば活動が少なくなるのは必死。 今のところ向こうは削るつもりがないので、「私」の時間も少ないままになるはずですが――。

でも今年はその中で少しずつでも動けていければなあ、と思っています。 この一年もどうか歌姫をよろしくお願い申し上げます。 仲良くしてやってくださいませ。

また、皆様にとっても良い年になりますように。

2013年 1月 1日　芙美子（まんじゅ）

神殿から帰ってきてしばらくすると CH のほうへトレハンのお誘いがかかりました。 私にとってはそろそろ遅い時間になろうかというタイミングだったのですけど、折角動き回る気になっているのだから乗らないのは勿体ないですよね。 続けて出かけてきましたよー。

集まったのは 7 人。 確か C 地図と言っていたかしら。 ミーリム、スルト、サスール、ゲオと回ってきました。

地図難易度に対して人数が多いので、トレジャーハントそのものはいたってスムーズに（道中迷いましたけどね！）進んだのですが、まず私の反省点が一つ。

私はヒラ枠として PT 内のキッカーさんと銃トレハンさんを支える立場でした。 トレハンさんは危なくなったらステルスで逃げるようだったので、基本はキッカーさんの方に付く感じでしょうか。 GH、HA あたりの判断をしつつ、手が空いたらリバを撒く感じで動こうかなと、そのスタンスは悪くないと思うのですが……。

キッカーさんは回避持ちなんですよね。 タゲ持ってるのにヘルスバーが満タンのままだったかと思えば、急に半分以下に落ち込んだりして肝を冷やしたりするんです。 余裕があるかどうか、少しの間なら目を離していても大丈夫かどうかの判断が全然つかなくてですね、平気だろうと思って別 PT へ支援している間に落としてしまいまして。 あれはホント申し訳なかったのですよ。

回避職相手のヒラってどう動けばいいんでしょうね。 一人だけならへばりついていればそれで済むんでしょうけど、他にやれることがあるのに棒立ちの時間ができるのは勿体ないですし、かといって欲を出して他に手を出すと今回みたいなことになっちゃいますし。 うーん。

目を別のところにやっても意識だけは常にそこに持って？ 私に出来るのかしら。

とまあ、しょぼいヒーラーの話はそれくらいにしまして、また別に気になったことがあったんですよ。 今日はこちらが本題です。

ガーディアンを倒した後、私、宝箱を開けている横でツイストを踊ってたんですが、これってもう必要なくなったんですよね？

え？ いまさら感がありますか。 スミマセン、トレハンとは縁が薄くて、解錠の仕様が変更になってから一度も来たことが無かったもので。

その場ではそこまで頭が回らず全然気づきもしなかったのですけど、一度ロックピックを使ったら後はルーレット回し続けてるだけなんですよね。 道理でロックピックのモーションが見えないはずです。 後でそのことに思い至って、随分間抜けな格好をしてたんだなあと恥ずかしくなりました。

でもこの仕様って、開けてる間、他の人は見てるだけしか出来ないんですよね？ 何やってるかも分かりづらいですし、随分と味気なくなっちゃんたんだなあ。 箱を開ける難易度調整という意味で良修正だと見る向きもあるようですけど、こうやって皆で出かける場合には面白くないなと思ったのでした。

今度トレハンに出かけるならミューテイションスタッフでも持って行って、解錠の応援に隣でお姫様キブン♪やってようかしらっ。

まともに出かけなくなってそろそろ半年。 その間やることと言えば執事が営業している後ろで接客の見学をするか、街に引きこもって CH で駄弁るくらいのもの。 さすがにどこかへ行かなくちゃなあとは思ってたんです。

その日もログインしてみて、でもやっぱりカオスはしんどすぎるかなあ、とかそんなことをぐだぐだ考えていると、神殿から火力ヘルプの知らせを聞きました。 召喚は青予定とのこと。

踊るか歌うか回復するかしか能の無い私はどこをどう見ても火力ではありません。 ですが呼びかけていたのがお知り合い？お友達？でして、少しちょっかいかけに行こうかなと。

私の行動ってこんなのばっかりですね。 ともかくウェーブかツイストくらいならなんとか貢献できますし、AC はそこまで低くないから邪魔にはならな……今考えるとやっぱり邪魔だったのかもしれません。 でももう出かけちゃいましたし。

急いでマイペからテレポ石を取り出し神殿へ飛んでみます。 神殿も本当にお久しぶりですね。 召喚予定のピクシーは一度戦ったことがあるだけです。 私が気をつけるのは AC の確保とプレジャーの有無確認くらいでよかったかな。 とりあえず鎧とリザポは持ってきましたよ。

さて中に入ってから久々の神殿をあっちこっち見て回ってると、件のお友達が白ネでいるのを見つけました。 そのためにやってきたのですから、やっぱりここは邪魔しなきゃいけませんよね。 挨拶もそこそこに /invite っと。

PT メンバーができると無意識のうちにファンガスへ手が伸びそうになる自分にあきれながらも、さあどう支援しましょうか。 相手は賢者さまで、確か魔力にも振ってたはずだからラプソディーくらいでいいのかしら。 確認をとるべきだったんでしょうけどね、すぐに始まってしまったのでとりあえずそれでゴー。

南部屋で他の PC 達と待っていると舞い降りてきたピクシーが誘導されてきます。 そういえばピクシーは動くんでしたね。 そんな根本的なことも意識してなかった私（知ってはいましたよ）をよそに戦闘開始です。

ここでは下手な回復行動はとれないんでしたね。 ダンサーとして動くのがいいんでしょうか。 賢者さまが破壊を唱えてたのが目の端に入ったのでまずはチアーでいきましょう。 ラプソディー維持しつつ、自分の HP とバフ確認しながらチアーチアー。

ちゃんとした戦闘は実に半年ぶりくらいになります。 状況を確認しながら一種類のダンスを踊るだけなのに、これが結構目がまわるんですよ。 ピクシーはあちこち飛び回るから、気を抜いてるとすぐに見失ってしまうのも原因なのかもしれませんが、やっぱりブランクの影響は大きいみたいです。

死体が目についたらリザなんかもはさみつつ、ピクシーの体力ゲージをチラ見していると、これが減ってるような減ってないような？ ドレインでシーソーしてるかどうかの判断もできてないとは、相変わらすぽんこつな私でした。 多分「普通の」といえるペースで削られてたんじゃないかしら。 そういえば boss はタゲパレに登録しておくのがいつものやり方だったはずなのに、そんなこともすっかり忘れちゃってますね。

火力をあげた方がいいのかな。 ウエーブに切り替えっと。

攻撃の主力はペットが主だったようなんですけど、ペット相手にウエーブってどのくらい有効なんでしょうね。 6 つしかないバフ枠にダンスが乗るような余裕あるのかしら。

ともかく、そんな感じで役に立ってるのか、邪魔してるだけなのかよくわからない支援を続けること数分。 無事討伐に成功したようです。 ……役には立ってなかったんだろうなあ。

報酬だけもらって、賢者さまに街まで送ってもらったところで PT は解散。 ご一緒してくれてありがとでしたよー。 邪魔しに行っただけの感もあるので申し訳なかったです、とここで謝罪しておくことにしましょうか。

でもでも久しぶりの戦闘は比較的あっさり、つまり結果的に私にちょうど良い時間で終わったので、リハビリとしては良い感じに楽しめました。

状況把握がずいぶん甘くなってるのと、思ったマクロがとっさに出せなくなってるのが今の私の課題のようです。 特にマクロページの切り替えミスでもたつくのが一番ひどかったですね。 戦闘中に使うのはせいぜい 3 ページしかないから意識すればなんとかなる、かな。

この後すぐに常駐 CH からトレハンのお誘いがあってそちらにも出かけてきたのですが、それはまた別の記事で。

以上、相変わらずなぽんこつっぷりを示しただけの復帰戦でしたっ。 （……今後も神殿へ行くようなことがあるなら、石を掘っておいた方がいいのかしら）