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起伏をつけたいものです (アセットの配置について)

つい昨日、エンシェントコインが切れたんです。 ですが今回は追加で放り込んでの延長はなし。 家は手放すことにしました。

お友達の裏手にということで建て、ご近所さんとも仲良くさせてもらっていたお家がなくなるのは、やはり寂しいですね。 当のお友達に言ったら何もコメントせずに (´・ω・`)・・・・ とだけ返してきたので、思わず、そんな顔するなと突っ込んでしまいましたがっ。

でも私の自宅が無くなっても、それで別に縁までなくなるわけでもありませんしね。 またそちらへ遊びに行けばいいだけだと思います。 これからも仲良くしてくださいね。

さて、畳んでしまうこの機会に、家とハウジングシステムそのものについて少し言及してみましょうか。

家の特徴というと、主に、ストレージ、ベンダー、アセット配置(積み木遊び)の 3 点になると思います。

まずストレージはとにかく便利でした。 サブ PC を立ち上げなくても受け渡しができるのが大きいですよね。 私には無関係でしたけど、いわゆる神秘中毒者、全てのキャラに神秘 50(~58)を振っているような人にとってはレコ石の共有ができるので、銀行枠が楽になるのも嬉しいんじゃないかと思います。

また知人たちとのアイテムのやり取りにもストレージは便利でした。 ただこちらはアイテムが誰の管理か分からなくなってしまうのだけが難点でしたね。

次にベンダー。 設置方法や商品の並びについては、言いたいこともあるのですけど、私自身がちゃんと商売をしていなかった(それに沿えてなかった)ので割愛することにします。 4 体フルに置いていたのに、そこにあるものを適当に並べていただけなんて勿体無かったなあ。

そしてアセット配置ですが――。 家に物を "置く" ことに関しては、UO で散々遊び倒してきたので、私も一家言ありますよー。

ベンダー巡りやらなんやらで、他の方のを拝見することも多いですけど、アセットをただ並べてあるだけ、そんな印象を受けるお家も多いですね。 丁寧に置いてあるところは少ないように思います。

必要だからとりあえず置いた。 このアセットは好きだからただ並べたい。 それが悪いわけじゃないのですけど、せっかく設置するからには、その場所も厳選してあげて欲しいなあ。 とは私の勝手な思いです。 「家なんてストレージその他の機能さえ使えればいい」というような考え方も、もちろん正しくはあるので、否定するつもりはないのですけどね。

閑話休題、ハウジングシステムにおける物を設置する行為とは 空間の演出 だと思います。

動かないオブジェクト群(中にはアニメーションするものもありますが)に意味を持たせ、流れや物語を生み出す。 それが目的です。

そこまで言ってしまうとちょっと大げさすぎるかな。 でもオブジェクトはただ置いただけでは、ただの点にしかなりませんからね。 お互いに繋げて線にしてやって、やっと生きてくるというものです。

部屋の中に、たとえばベッドとサイドテーブルを置けばそれだけで寝室ですし、テーブルと椅子を並べて料理の一つでも置いておけば立派にダイニングになるでしょう。 でもそれだけではありません。 メインのベッドやテーブルを置く場所を少し変えるだけでも部屋の印象は違いますし、脇に添える小物の位置でもまったく表情が変わってきます。

それでですね、他所様のをみてていつも思うのが……。

どうして皆さん隅っこに並べたがるんでしょうかっ。 なんで対象に配置しちゃうんでしょうっ。

秩序良く並べるのって、物を片付けるときには正しい方法でも、アセット配置でそれをやると面白くなくなってしまうんですよ。 そこから受ける印象は「のっぺり」です。 動きも何も感じられません。 せっかくそこに置いたのに、殺してしまっていては勿体無いなあって思います。

ほんの少しの起伏をつけてあげるだけで、随分と違ってくるんですけどねー。

例えば私が物を置くときに意識するのは以下のような点です。

細かい点はもっとありますけど、基本はそれくらいでしょうか。 簡単に言うと 必要以上に揃えない。 MoE では置ける場所を細かく弄れないので、少しずらしたり外したりを簡単にできないのが辛いところですけれども。

オブジェクト同士の関係や、複数オブジェクトを群として捉える場合の話は様々です。 その一例を示しておきますね。 SS の日付を見るに昨年の 9月ごろの我が家の様子です。 ※画像クリックで拡大されます

両隣と比べれてもらえば分かると思いますが、柵で囲ってあるよりもウチの土地は広いです。 アセットが置ける境界の、ずっと内側に柵を置いた形ですね。 向かって右は 2 マス分、左が 3 マス分だったかな。 奥は、柵の向こうにおいてある樽の、さらに 1 マス先まで余裕があったはず。

ギリギリ目いっぱいまで囲ってしまうより、コレくらいで緩く引いておいた方が全体として広く感じると思うんですけど、どうでしょう。

ココは一人で居ても広すぎず、お友達と駄弁っても 3~4 人くらいなら大丈夫なように、というコンセプトで作った空き地風でした。

それが大人数集まる必要があるのなら、柵は使わずぐっと広く取りますし、家を建てての内装なら、壁や天井で狭く見える分アセットの数を減らすと思います。 横や裏が開けてるからこその、こんな配置でしょうか。

ちなみに今の私がこれを採点するなら 75 点くらいかな。 及第点ではあるけれど、もうちょっと頑張りたいところです。 月見の時期だからと無理に置いたお団子が大きく NG ですねー。

さてさて、そんな自宅もこれでおさらばとなりました。

UO ではこまごまと内装を弄り続けて遊んでいましたけど、このお家はアセット配置を大きく変えることもなく、最後まで似たような感じのままで過ごしてしまいました。 理由は簡単で、MoE は使えるアセット品が圧倒的に少なく、変えたくても変えようがないからです。

家を構えず土地はそのままオープンにと決めた時点で、(私は見立てをしないので)使えるストレージ用アセットは木箱か樽に決まってしまいます。 あとはその配置でどう変化をつけるかなのでしょうけど……。 がんばって全然別のモノにしたところで、構成要素の大半が同じ品では受ける印象って変わらないですよね。 結局のところ弄り甲斐がないのですよ。

もう少し選択肢があればよかったんですけどねえ。 その辺が、飽きて維持を止める理由の一つだったりもするので、ホント残念だなって思います。

でも今回一度は手放してしまいますけれども、また新しい家 map が来るみたいですしね。 これでもまだまだ期待はしてるんですよ。

今度はまた違った家を構えられたらいいなあ。

※UO の方でもハウジングに関して似たような記事を書いています。 システムこそ違えど、物を置く考え方はしっかり同じですので、もし興味を持たれましたら下記リンクからどうぞ。

ちゃんとお留守番しててね

ウチに私の分身がやってきました。

ノアドール EF を手に入れたってだけなんですけどね。 早速自分に似せてみることにしましたよ。

私は防具に大したものを使っていないので、一式を手軽に入手できるのがいいですね。 外見のなかで大きい割合を占めるのは、髪型と髪色、防具。 このアタリを同じものにしちゃえば、はい、ホラ「私」の出来上がり~。 今は本体の方が仮装もどきをしていて、同じになってないですけどねっ。

アクセもできる限り普段使っているものにしてみました。 でもこうして並べてみると、やっぱりダンサーシューズと闇ブロが欲しくなってきますね。 揃えたいなあ。 ワガママ言うなら右手には笛も持たせたいところなんですが……。

納得いかないかも (リアルを模したデザイン)

ベンダーを巡っていたら、お月見セット(アセット)が安価で売られているのを見つけたので、早速購入して我が家(家?)に設置しました。

ゲーム内には季節の概念がありません。 キャラクター達にとって日本の四季や風習なんてものは無関係なこと。 意味の無いものです。 ですけどキャラを操ってるのはプレイヤーなんですから、リアルがゲーム内に反映されるのは悪いことではないと思います。 なんてったてっ風情がありますものね。

キャラ達には「異国の風習」だの「サスールの方から」だのという言い訳が通じるので、一応は辻褄が合う形にはなってるんでしょう。

ですけど、そういったリアルのものを持ち込むなら、ある程度のチェックは入れて欲しいと思うんですよね。

方向を決めようと思ってぐるっと一周見たら、全方向に穴が開いてるとか。 ビックリしましたよ。 これじゃ三方じゃなく四方になっちゃいますっ。

気になって検索を掛けてみたら、四方という道具もちゃんとあるみたいですね。 でも一般には使われないみたい。 団子の積み方なんて今まで気にしたことありませんでしたけど、それもこの形ではないようです。

リアルにあるものを取り込む場合、ディティールまで完璧にするのは無理な話だと思います。 私達は接している様々なものに対して、おぼろげなイメージは持っていても、普段は細部まで意識することなんてないですものね。 デザイナーさんがその道の専門家でもない限り、どこかには間違いが出てくるんでしょう。

でも、ぱっと目に付くレベルで間違ってるのはどうなのかしら。

そういえばヤマトハウスも突っ込みどころ満載な造りをしていましたね。 入り口が引き戸じゃなく開き戸なのはシステム上の問題があるからともかくとしても、土間の間取りだとか、畳が不祝儀敷きだったりだとか、縁側が襖で仕切られてたりだとか。 雰囲気はソレのものなのに、違和感を覚える造りにはやっぱりストレスを感じます。

そのままゲーム内に取り込んだのではなく、多分それを模した何か別の物ってことなんでしょうが……。 うーん。

※確か UO (また前のゲームの話でスミマセン)では宗教をゲーム内に取り入れることが禁止されていました。 キャラクタ同士の結婚システムや、その結婚式の公式サポートもあるんですけど、リアルを模した「全然別のもの」という扱いで、かなり徹底していたように思います。 MoE ではそんな話は聞きませんけど、この手のゲームはみな同じようなスタンスなんでしょうか。

なんとかと煙は? (ジャンプで物の上に乗れるということ)

キャラクタをジャンプさせることができる MoE はなかなか良くできたゲームだと思います。

飛び上がる、ただそれだけのことなんですけど、特別なスキルやテクニックを必要とせず、スペースキーを押すだけで(キー設定を変えていたらごめんなさいね)ジャンプできるのは結構大事なことなんじゃないかと思います。 手軽に飛び上がれるからこそ、そのジャンプで「何かしらの意思表示」(大抵は感謝や歓喜の意)ができたりもするわけですしね。

私などは移動時に特に理由もなくジャンプ、ジャーンプしてたりするんですが、そんな無意味な使い方ばかりではありません。 高さの概念があるゲームですものね、障害物や亀裂なんかを飛び越したり、物の上に登ったりなんていうアスレチック的な使い方が本来のものだと思われます。

Ancient Age ができたことで、その特定の場所だけではありますが、プレイヤーが自由にオブジェクトを設置できるようになりました。

「上に登ることのできるモノ」を「自由な配置で」設置できる。 遊び好きな MoE プレイヤー達がそこに目をつけないわけはありません。 ソレスが開放された直後にはあちこちでアスレチックハウスを見かけたような気がします。 もうさすがに数も減ったようですけど、屋根の上に上れるよう階段状に足場が組んであるようなお家は、今でもちょくちょく見かけますね。

そこに登ることができるから登る。 MoE な人々はそんな気質なのかも知れません。

実際のところ、私の知り合いも登りたい人たちばかりなようで――。

こちらはお友達のお家です。 屋根でポーズをとってるのは、その当のお友達なんですが。

ことの始まりはなんだったのかよく覚えていません。 私が何かの拍子にチェスの駒の上に乗ってしまったのがきっかけだったかな、とおぼろげながら。 ただ気が付いたら色々と「登る」雰囲気になっていたのだけはよく覚えています。 最終的には、手近にある足場オブジェクトで必死に屋根に登ろうとしている、家主なお友達と、も一人別のお友達がそこに居ました。

え、私ですか? 見えちゃうのに、そんなことするわけ無いじゃないですか。 はしたないのです。 あ、そうそう、懸命にジャンプし続けるお二人を見守るという大事な仕事もありましたしねっ。

そしてこちらは私のお家です。 まあ家といっても家自体は建t(ry。

実はですね、お友達やお知り合いを自宅に案内すると――。

皆さん必ずそこに――。

登るんですよ。

そこはストレージ用の木箱を無造作に積み上げただけのオブジェクト群です。 「自然な不自然さ」をコンセプトに、一応その配置には苦労しましたが、登る目的はこれっぽっちも考慮されていません。 なのに皆が皆してそこに登るのはどうしてなんでしょうね。

私としては手前のベンチが一番くつろぎやすいスペースだと思うんですけどねっ。 そのつもりで設計したベンチは不人気で、ごちゃっとまとめた木箱群が大人気。 これってどういうことなんでしょう。 登りたくなる何かがそこにあるんでしょうか。 そうですね、満足げにそこでポーズをとっているお友達に、今度詳しく聞いておくことにしましょう。

ところで、手軽に登れる箱の上はともかくとしてですね。

ええ、うん、さすがにそこは規格外だと思うんです、酔拳士さんっ。

広い?狭い?

権利書を購入したときの話には続きがあります。 一連の話の最初が家持ちになったマイナス面だったので、この話でプラス面も取り上げて締めることにしましょうか。

ゲオ西に家持ちになった私。 簡単な公園風ではありますがアセットも一通り揃え荷物も整理して、やっと落ち着ける場所に仕上がりました。 ボケッと突っ立ってるだけの時間ができ始めた頃ですね。

そんなあるとき、自宅に in して何気なく売買 CH でも眺めようかとまずはゾーンインフォを開くと、あれ? この名前……。 どうやら、先日権利書のベンダー情報をくれた人が同エリアに居るみたいですよ。 厳密には別キャラだと思うんですけど、名前が凄く特徴的で、一発でその人って分かるんです。 だからこそ覚えてたんですけどね。

でもまあ、たまたまなんでしょう。 ベンダー巡りでもしてるんだろうくらいに思ってそれ程気にも留めなかったんです。 CH に入ってきてくれたときも「さっき見かけた」みたいな話し方をしてましたし、ウィンドウショッピングが好きなのかしら、なんてことをチラッと思ったんだったかしら。

ところが、その後も再三名前を見かけるんですね。 あ、これは活動拠点がゲオ西にあるんだろうな、と。 自宅がココなんでしょうね。

一度意識しちゃったら、名前を見るたびなんだか凄く気になってしまいました。 そこそこの頻度でお家に居るみたいですけど、でもわざわざ探しに出かけて行って挨拶するのもなんだかおかしいし。

なんてよく分からないことを考えていた、またまたある日のことです。 自宅から Pre に出ようとアルターへ向かう途中、とある店舗ハウスの前を通りかかると、件の女性がベンダーに向かってたたずんでるじゃないですか。 これは、と思い引き返してポストをチェックすると――、BINGO!! ご近所さんだったんですね!

これも何かのご縁ですし、ここはもちろん声を掛けますよねっ。 あの時はありがとうございました、みたいな話の振り方をすると、よかった、向こうも覚えていてくれたようです。

こんな縁も嬉しいものですね。 買った家(しつこいようですがウチは家じゃないですけどねっ)を紹介したりしながら、そのまま話し込んでしまいましたよ。

ちょっとしたきっかけだと思うんですけどね。 こうして知り合いが増えるのはいいものだと思います。

そうそう、家に関する不思議な縁といえばこんな話もありました。

ある日ログインすると、空き地だったはずの隣に新しくお家が建っていました。 見晴らしが良かった隣が埋まってしまうのにはちょっと寂しく思いましたけど、私の土地じゃないんですもの口を出せるべくもありませんね。 店舗ハウスだったので気になってポストをチェックすると、「~屋予定」とあります。 そっかやっぱりお店屋さんになるんですね。

それはともかくとして。

そのときは細切れ時間にちょっと入っただけでした。 腰を据えて何かできるわけではないので、そのまま露店を冷やかすつもりで、まずはヌブへ。 特に必要なものもないかなぁ、なんて考えながら一通り見終えたので銀行前からアルターへ引き返してきました。

そしてアルター部屋でちょっと目を離して戻ってきたら、なにやら美容窓が開いてるじゃないですか。 どうやら美容テロに遭ってしまったようです。 まあ折角なので整えて貰ったのはいいんですが……。

気になるのはその方のお名前なんです。 実はさっき私の前を走っていた人で、その時から気になってたんですけど。 どこかで見たはずの名前なんですよね。 なのに姿格好には見覚えがないんです。 付いてる FS タグも私の記憶の中では名前と結びつかないですし。 うーん?

腑に落ちないけど別鯖で見かけた人なのかしら、なんて勝手な結論を出そうかとしたときに、やっと思い出しました! お隣さんのポストですよっ!! そこの家主さんのお名前で見たんです。

念のためゲオ西に家を構えてませんかと聞くと、確かに昨日建てたばかりだとのことで、これは間違いないですねっ。 わあああ、こんなこともあるんですねー。 お隣さん、これからよろしくですよー。 うふふ。

ダイアロスで生活していると沢山の人に出会います。 色んな人が居るから広いように思えますけど、こうしてみると実はこの世界は狭いのかも知れませんね。 今すれ違っただけの人とも、どこか別の場所で繋がっているのかもしれません。

私のように家に入り浸っていると、こうしてお隣さんご近所さんとは必然的に関わることになるわけで、それが縁でお知り合いやお友達ができるのは凄く嬉しいことだと思います。

実は家を構えた直後くらいに、お向かいさんに声を掛けられて、引っ越し祝いをもらったりなんてこともあったんですよ。

このゲオの住宅街を最初見たとき「いかにも住むためだけの区画割り」って感じがして、実際に家を構えるのに躊躇したのは確かです。 ですがそのせせこましい土地の配置のおかげでこういった交流が生まれるなら、それはそれで「アリ」なんじゃないかなあって思うんですよね。

ストレージ目的が 5 割とベンダー目的が 3 割、あとはお友達の近くだし~くらいの感覚で構えた自宅ですけど、こうして色んな交流ができるのなら、ホント建てて良かったと思います。

素晴らしい隣人達に囲まれて歌姫は幸せだと思うのです。

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