D 鯖の歌姫は今日も元気に寝落ちです。 ぽんこつ度上昇中(85%)
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家の話題を扱ったので、ちょっとそれに関係したお話を。 私が権利書を購入したときのことです。
権利書はゲーム内で NPC が 2M で販売、ゲーム外ではマイレージ交換品として 2,000pt で用意されていますね。 マイレージポイントとゴールドとのレートの関係から、現在は新規に入手するなら自分で交換するか、交換品をゲーム内で購入が一般的みたいです。(運営さんが何を思ってマイレージに入れたのかは分かりませんが、折角のゴールド回収手段だったはずなのに勿体無いですよねぇ)
家を持つことに決めた私も、まずは権利書を手に入れるべく買い CH を立てることにしました。 今はノアドール需要のためか若干値上がり気味のようですけど、当時の相場は 800k くらい。 聞く話では 800 で立てておけばまず買えるだろうとのことです。
ただ私は買いを立てたまま待ち続けるのが嫌だったので、少し上乗せして 900 で募集してみることにしました。 この値段ならさすがに二、三日もすれば売り手が現れるだろうと思いながら、実際は待つこと 1 時間ほど。 さっそくお客さんが来てくれたようです。
売ってくれる人だろうと期待して対応すると、あら、なにやら様子が違うみたいですよ。
ベンダー情報くれたんですねっ。 しかも凄く丁寧に。 ありがとうございます!
お礼を述べて早速行ってみると、迷うことなくたどり着いたお家で確かに権利書が 900 で置いてありました。 もちろん買わせて貰ってと。 あ、そうだ、報告もしとかなきゃ。 さっきの方に無事買えたことと、改めてありがとうを伝えておきました。
これが購入したときの経緯です。
CH を立てた時点で私が想定していたのは、売主さんが現れることだけでした。 例えば「マイレージと交換してくるからちょっと待ってて」だとか「もう少し高値だったら売ってもいいよ」だとか、そんな感じの交渉くらいしか想像してなかったんですね。
ところが実際 CH で声をかけてくれたのは情報提供者さん。 別段何もおかしくないやりとりなんですけど、期待していたのとは全然別方面からのアクションだったので、ちょっとビックリしてしまいました。 もちろん、ありがたいことではあるんですけど。
さてここでちょっと話が飛びます。
私が初めて MMO(某ネ社の運営するマイナーなゲームでした)に触れたときには、動いているキャラクター達が(もちろん NPC もいますけど)皆誰かが操っているという事実に感動したものです。 日本中、世界中のプレイヤー達が、この画面の中で繋がっているんだあ。 今すれ違ったのは、どこか遠い場所の、会ったこともない誰かさんが動かしてるのね! なんてことを思った記憶があります。 私とは全く関係のない意思で、それぞれが好きなように動いてるんだー、って。
多人数が参加するオンラインゲームですから、そんなことは当たり前なんですけどね。 当然すぐにそんな感覚も薄れていってしまい、今ではもちろん画面の向こう側に別のプレイヤーさん達が "居る" ことを特に意識することもなくなりました。
ただ意識しないといっても、それはこれから起こるだろうやり取りが想像できているからです。 街中でおしゃべりしたり、取引したり、PT プレイやレイド戦で協力して戦ったりとか、多分こういう感じに私に関わってくるんだろうなあっていうのが予想できるから、向こうにいる人の意思を意識せずに済んでいるんじゃないかと思うんですね。
でもやはり画面の向こう側は私とは全く別のものです。 私が居ようが居まいが関係なしに、プレイヤーはそれぞれの価値観でもって活動しています。 活動範囲がたまたま被る場合にお互いに関わるだけの話で、別のものはやっぱり別のもの。 各々が独立してるんですから、その関与の仕方だって想定できるものばかりではありません。
そして今回のように予想してなかった方向からの関与があると、「画面の向こう側の人」をどうしても意識してしまうんですね。 ああ、私とは全く別の場所で活動している人が居て、たまたまその人との交差点にあたったんだなあって。 さらには、この人はこんなことを考えてるのかなあとか、想像したりなんかもしちゃいます。
予期していない関与にもいろいろありますね。 それがハラスメントのようなものだったらもちろん願い下げです。 ですが、善意を持った不意の介入ならこんなに嬉しいものはありませんよ。
今回、予想していたものとは別の形ですが、私は迅速に目的を達成することができました。 売り手たるベンダーの家主さんにとっても商品が売れるのはいいことだと思います。 情報をくれた彼女(女性でした(後述))の立場はよく分かりませんけど、少なくともこのことで損をしているとは思えません。 いいことばかりで誰も損をしていないのは素晴らしいことですね。
こんな予想外の嬉しい出来事があるから MMO って楽しいなあって思うんですよ。 全く別の場所で、独立して動いている人が居るからこそ経験できることなんだと思います。 オフゲだったらありえないですもの。 決まりきった対応が返ってくるのみじゃなく、ハッとさせられる刺激があるからこそ面白いんです。
普段は特に意識できなくても、オンラインゲームって存分に面白い要素を含んだメディアなんでしょうね。 そんな素晴らしい世界に身をおけることに感謝しながら、歌姫は今日もダイアロスを走り回っております。
願わくば私の行動が誰かの幸せに繋がらんことを――。
プレイヤーが疲れているとキャラにもそれが伝染るのは道理だと思います。
積極的にあっちこっちに行こうという気になれないだけでなく、ただのおしゃべりだけでも安定してくれないんですよね。 上手く演じられないといいますか、口調がぎこちないといいますか。 考えながら喋らせているようではダメだなあ、なんて思うんですけど。 難しいですね。
さて、時間は取れるので in はしていても、ここのところ特に何もしない日が続いていました。昨夜の D のバザー(上記 SS)も露店をホントに一通り冷やかしただけで戻ってきて、なんとなくボーっと過ごしちゃいましたね。 気が付くと意識が飛びかけてるとか、あ、これはいつものことなのかもしれませんがっ。
以前だと、キャラを動かしもせずぼぉっと過ごすのはタイタン銀行前でした。 メインバンクがそこだからというのが一番の理由です。 そこそこ人通りがあって眺めてて飽きず、かといって煩いほど出入りが激しいわけではない、私にとって程よい場所でしたね。 エリアも狭く PC、NPC が少ないため軽いのもお気に入りの場所だったんですが……。
最近はそれが自宅にシフトしつつあります。 ええ、そうです。 私もお家を構えたんですよ。 あ、正確には家を建ててないので、土地持ちになっただけですがっ。
家は前々から気にはなっていました。 ただ、最初のソレスやユグの印象が強く、重すぎてわざわざ出向くに耐えないという認識だったんです。 だから購入するつもりはなかったんですけどね。 ゲオ西のお友達の家へ遊びに行ってみたら、あれ? そんなに重くないっ。
場の重さはエリア内のアセット数に関係するんですから、一番最後にできて一番空いている西と南は軽いのも当たり前の話です。(どうやら西エリアは私が買った後にも何軒かお家が建ったらしく、初期の頃に比べると気持ち重くなりつつあるんですけどね)
この程度の重さならストレスにならないかなあ、なんて思い始めちゃいまして。 もともとベンダーと、あと特にストレージは欲しかったのは確かなんですよ。 で、件のお友達の裏手が空いていたのをいいことに、えいやっ、って買っちゃいました。
さて、その我が家ですが、どう頑張っても内部が狭く感じるので家そのものは建てない、積み木は以前のゲーム(UO)でさんざん遊んだのでこっちでする気にならない、ということで超簡単仕様になっております。 ストレージに必要な箱と、最低限形になるアセットだけをぽぽんと設置しただけで完成なんですからホント簡単なものですね。 でもこの雰囲気はすごく気に入ってるんですよ。
そんな感じで、のんびりできる城を構えてしまったので、入りびたりになりつつあるといいますか……。
私はもともとゲーム内でも出不精で(誰ですかデブ症だとか言うのはっ!)、誘われたりしないと段々引きこもりだす傾向にあります。 家を構えるとそれがより顕著になりそうで少し躊躇していたんですが、やっぱりその懸念が当たってしまいましたねえ。
まあ、これもそのうち飽きるかもしれませんしね。 他に全く出かけないわけでもないですし、普段は引きこもる生活も一つの遊び方なんじゃないかなんて。
……こんな自堕落な生活じゃダメですか?
以前やっていたゲーム UO(ウルティマ・オンライン)では、家のカスタマイズと内装に凝っていました。
UO では、1)フィールドに確保した土地に、2)好きなように壁や床を設置でき(一部のハウスを除く)、3)どんなアイテムでも(お金 1g とか秘薬(MoE ではノアダストに相当します)一個とかでも)置くことができるため、ちょっとした大きさの家を建てるのにも随分と悩んだものです。 今も惰性で維持しているマイハウスは、なんだかんだで完成までに 1 年くらい掛かったんじゃなかったかしら。 人のお家を拝見していたのも含めると、プレイ時間の 1/3 位は家関係に費やしていたような気がします。
UO のフィールドは俯瞰タイプで視点が固定されているため、誰がどこから見てもアイテムの形は同じように見えます。 それことを利用して、さまざまなアイテムを組み立てて別のものに見立てる「スタックオブジェ」が内装手腕の主流で、よく研究されていましたね。 凝りだすと段々アイテム数が多くなってきて、1000 を軽く越えて設置されているお家なんかも珍しいものではありませんでした。
私が好んだのはそれとは逆のあっさり内装です。 いくら綺麗でも、住んでいて落ち着かないお家はどうも苦手で、一般的な内装家さんが見ると凄く寂しいと感じるくらいのものをよく造っていました。 空いているスペースに意味を持たせる、なんて言うと堅苦しいですか。 ゆったりとした空間がすきなんですよね。
とまあ、UO で散々遊び尽くしてきたので、MoE ではお家にはこれっぽっちも触っていません。 MoE は UO とは違って 3D なところがアドバンテージですね。 でも、家の中に入ってしまうと、壁や天井が「ちゃんと見えて」視界を塞ぐため、妙に息苦しく感じるのも興味を持てない原因でしょうか。(本筋とは外れますが、人工物なのに地下墓地や宮殿等の天井がとても高く設定されているのは、このあたりが関係してるんでしょうね)
AncientAge へはたまーにユグへお買い物へ行く程度で、設置物を注意して見て回ったりなんかも殆どしたことがありませんでした。 親しくしているお友達がゲオにお家を構えたので、最近になってやっと「遊びに」行くようになったくらいです。
ええ、もちろんこれは私の意識がそちらへ行ってないだけの話ですね。 目を向けてみると面白いお家はあるもので……。
雑談していた流れで、皆でお家探索に行ったときの話です。
とある一人が見つけたてくれのは一軒のレラン屋さん。 これは感じのいい飲み屋さんですね!
カウンターに小上がりに、ベンダーはお酒とソフトドリンク、おつまみを扱っていましたし、ごちゃごちゃとアイテムを置いていない私好みのお店ですよっ。 さっそく上がりこんで、ビールと焼き鳥を頼んじゃいました。
MoE では使えるアイテムが少ないため、どうしても見立てが必要になりますけど、こうして上手に使っている人を見ると嬉しくなりますね。 積み木で遊ぶだけじゃなく、アイテムにちゃんと意味を持たているところが大好きです。 オリジナリティも十分に出てますし上手いですよねえ。
ところで、小上がりに腰を据えたときお友達にまんじゅさん裸足になってるけど
と突っ込みを貰ったんですが……。 畳に上がるときに靴を脱ぐのは普通のことだと思うんです。 返事をするより先にお友達もちゃんと理解してくれましたけど、ごく自然にやった動作なだけに、突っ込まれて逆にびっくりしちゃった私が居ますよ。 アバターゲームなんてオママゴトの延長なんですもの、こういったところはきちんとシメるべきだと思いますよー。
お友達がお家で荷物整理をしていると聞いたので、遊びに(邪魔をしに?)行ってきました。
隠れ家的な家を持ちたいと言っていた彼女が構えたのは、一番賑わってなさそうだったゲオ。 しかもアルター前でアクセスはしやすくても、エリアの隅っこという、なんとも便利なんだか不便なんだかよくわからない場所なんですよね。 ゲオ西は開放された当初はホントに家もなくスカスカでしたけど、ベンダーなんかも並びだしてやっと多少は賑わってきてましたよ。
ちょこっとお邪魔するだけのつもりだったんですが、もひとりお友達がやってきたのでそのままダベって過ごすことに。
後からやってきたのは酔拳聖のにゅたの女の子です。 実装されたシップ装備もさっそく着込んでますね。 女の子の酔拳シップはスリットがなかなかいい仕事をしてます。 足を綺麗に見せる装備はいいと思うんですよ。 モニのも見ましたけど、足が短いからちょっと勿体無く感じたかしら。 その点にゅたはいい感じです。 お尻のラインも綺麗でいいなあ。
私なんていつも布服にミニスカで、お洒落さの欠片もないんですけどねー。
で、見た目で勝てないからと、フラフラモーションに無意味に対抗してピュアドリンクを飲んでみました。 家主さんにも飲んでもらって、「できあがった」人達のできあがりですねっ。 閉空間にこんなモーションの三人が談笑してるって、なんともシュールな絵柄でしたよ。
タイタンだとかカオスや Pre のあちこちへ遊びに行きますけど、こうしてのんびり過ごすのも、私の好きなプレイスタイルなんです。 以前遊んでいた UO(ウルティマ・オンライン)でも、よく街中や自宅知人宅で駄弁ってましたしね。 インスタントメッセンジャーの類や IRC のようなチャットで済むといえば確かにそうなんですが……、キャラに喋らせていたほうが、なぜか断然楽しいんですよね。
と私は落ち着いて喋っていられたらそれで満足だったんですが、酔拳の彼女の落ち着かないこと落ち着かないこと。 他人の家だというのに、勝手に寝だすわ、死んだフリしだすわ、火をつけだすわで、やりたい放題でしたよ。 MoE はエモも含めてモーションが豊富だからこうやって遊べるのもいいところですね。
なかなか楽しい時間を過ごせました。