ある歌姫の一日 -Master of Epic-

この何日かマクロ配置の調整をしていました。 それで最終的にがらりと配置が変わったので、各マクロを出す練習をしてたんですね。 ただでさえドンくさい私は絶対マクロミスしますから、ぶっつけ本番で使うのは無謀というものですよ。

で、迷惑がかからないようにとフィールドの隅っこーのほうでポチポチ押してたんですが、でもなんか違うなと思ったんです。 何もない場所でただマクロ出してるだけでは実戦の練習にならないなあって。 ある程度は実際に使わないと慣れていかないなあって。

私はダンサーヒーラー（いいえ、歌姫ですけどねっ！）、どこかに出向くといっても自分一人だけでは何もできません。 だから考えましたよ、適度にヒーラー（＋ダンサー）を必要としていて、なおかつ失敗してても大丈夫そうなヌルい場所、そんな都合のいいところが無いかなって。

ええ、ダイアロスにはちゃんとそんな場所がありますよね。 そう共闘場です。

あそこならヒール・リバ・リザは喜ばれるはずですし、スワンの需要もあります。 一方で何もせず遊んでいても迷惑が掛かるわけじゃないのがいいところです。 マクロミスしてても、せいぜい「何やってんだコイツ」と思われるくらいで済むはずですよね。

ということでネオク高原へお出かけでした。 共闘は回復上げで一度お世話になって以来かしら。 当時は早くスキルを上げたくて、ヒール・リバ飛ばす相手を必死に探していましたけど、今日は目的が違いますしゆったりできますね。

ゴールデンタイムとあって共闘場はかなり込んでいました。 人もいっぱいペットもいっぱい。 見てると各ギガースがすぐに沈んじゃって待ち時間のほうが長いような感じでしたね。 ともかく適当にヒール配りましょうかしら。

適当にヒーラーしつつ、一拍遅れたスワンだしつつ（モーションを見る気がないので気づくのが遅いんです）周りを観察してると色んな人が居るのが見えますね。 テイマーさんや近接、弓上げに来ている人は当然として、回復上げの人なんかもちらほらと、多分ここまでは普通だと思うんです。

えっと、私の隣で破壊連発している人？ あなた、それって赤字なんじゃ……？ ブリザ撃ってましたけどスキル上げ以外になにか意味があるのかしら。 追加効果は鈍足でしたっけ。 うーん。 tell で聞いてみれば済む話なんですけど、紫ネームだったし、いいかなとスルーしちゃいました。 銃の人もどうなんでしょう。 一発がそこそこ高いんですし、こんなところで上げなくても。 ……なんていうのは多分余計なお世話なんでしょうね。 事情は分からないですし、人それぞれですもの。 私だってマクロ配置のチェックをわざわざ「こんなところ」でやってますしね。

前で武器振ってる人にも色々居ますね。 がっちりトール着込んで盾まで合わせてる人もいれば、シップ服の人とか。 あ、あの人布服だけですね。 タゲは来ないから紙 AC でもいいと言えばいいんでしょうけど……、ほら強地震でごっそり削れた。 でもそれで死ぬわけじゃないし、いいのかしら。 私みたいなのが折角そのために来てるんですしね、ヒールヒールっと。

「/ass」も使いやすい場所に登録したので、定期的に使ってみました。 当然ですけど大抵ペットがタゲを取ってますね。 彼らがしっかり支えている間は場も安定してますが――あああ、そこの飼い主さん、危ないからって今ペット呼び戻すと――。 スワンどこに入れたかしら！

あら今度は別の地震（強）で血煙が上がってしまいました。 リザマクロも内容を新しくしたので早速試すべきですね。 うん、スムーズに詠唱できるようです、オケーオケー。 サクっと起こして HA & RA っと。 あら起こしたのはお庭さんでしたか。 軟いシップのスキル上げ最終段階は大変そうですよね。 そういえば回復上げに通っていたときも、よく見かけるお庭さんに何度もリザ入れてたのを思いだしました。 ダンサー兼ヒーラーな歌姫は、お庭さんや海王様を応援しています。（他意はありません）

そんな感じでゆるーく観察をしていたはずの共闘でしたが、ふと、ホンキで HA 撒いて、しっかり RA まで配ろうとしてる自分に気づきました。 あれ？ のんびりマクロチェックだけのはずだったんですけどね。 一度、二体沸きの時に場が崩れそうになって「支えなきゃ」と思ったのが引き金なのかしら。 悪いことではないんですけどね。 多分、後方で支援するのが性にあってるんだと思います。 根っからの支援好きなんでしょうね。

さてあまり気張っても仕方ありませんね。 適当なところでペースダウン、それなりに満足もしたので戻ってきました。

肝心のマクロの使い勝手はまずまずでした。 微調整は必要そうですけど、とりあえずこれでいけそうです。 あとはもっとシビアなところで踊ってヒールして慣れていきましょう。