ある歌姫の一日 -Master of Epic-

布服を愛用していて大したお洒落もしてない私ですけれども、アクセサリーだけはちょくちょく変えていたりします。 ちょっとした旬のものだとか、ふと目に付いて気になったものを気分で入れ替えてるんですね。 それで先日オークの尻尾が露店に並べられてるのを見つけたので、今度はブタさんセットにしようかなと思いました。

以前のエイプリル豚王を見てちょっといいなって思ってたんですけど、尻尾は入手手段がドロップのみなので半分諦めてたんですよね。 出すのに躍起になるような類のものでもありませんでしたし。 でも尻尾さえあれば一式揃います。 耳と鼻は生産で作れるので簡単に手に入りますからね。 オークの頭、ちゃんとストックしておいて良かったのですよ。

ということで、生産やってるお友達を捕まえて早速作ってもらいました！ （いつもいつもありがとねー。 自分ではこの手のを一切しないから、すごく助かってます）

いつだったかも書いた気がするんですけど、モニはちっちゃいからホント何でも似合いますね。 この手の色物アクセは結構主張が強いはずなんですけど、浮いたりもせずよく馴染んでると思います。 丁度ハロウィンの時期ですし、その仮装風ってことでしばらくコレで行こうかしら。

で、パーツそのものはとても気に入ってるですが、実は不満点が一つありまして……。

なんでもとの耳が消えないんですか。 四つ耳とか全然なってませんよっ！！

あ、いえ、もともとが獣人なわけではなく、耳を「取り付けてる」んだから結果として四つになるのは自然なんですけどね。 何もそんなところまで再現しなくてもー。 ゲームなんだし耳なんてパッと消しちゃっていいと思いませんか。

いわゆる獣耳の表現は四つ耳も一般的みたいですし、コレも正しい形なのかしら。 でも二対あるのにはどうしても違和感を覚えるんですよねえ。 たとえ飾りででも耳をつけたんだから、もとあったものは隠さなくちゃおかしいですよ。

こう、手で押さえてでもいいから隠せないものかしらっ。

箱舟遺跡のアルターに続く通路でお友達に会い、そのまま立ち話になりました。 エルビンやダーインにアクセスのいい箱舟はさすがに交通量が多いですね。 その場でぺちゃくちゃ話している横を少なくない数の PC が通り抜けていきます。

say での会話が推奨されている MoE でも、さすがに往来のど真ん中で、しかも狭い場所に居座っての会話は迷惑でしょうね。 すぐ隣のアルターでどこか落ち着ける場所、たとえばゲオ西の自宅あたりに向かえば良いんでしょうが――。

せっかく箱舟遺跡にいるんです。 上階の取って置きの場所に行くことにしましょうか。

ここって何のためにあるんでしょうね。 用途が良くわからない場所。 見た感じでは箱舟の動力部にあたるんじゃないかと思うんですが、コレどうやって動いているんだろう。 堕ちて遺跡となった今でも動きは止めていないみたいですし、古代モラの秘術は理解の範疇を超えている気がします。

さてゲーム面で見ると、ここはデザインは凝っているもののコンテンツの存在しない部屋ということになりますね。 しかもどこにも続いてないどん詰まりです。 飾りだけの場所を設けるのは悪くないとは思いますが、短くない階段を上ってきた先がコレではちょっと勿体無くないですかね。

事実、ここにわざわざ訪れる人なんていないでしょう。 私たちはたまたま近くにいたから来てみただけのことで、出会ったのが街中ならここは選択肢に上りもしなかったと思います。 SS にはたまたま迷い込んできた方が写ってますが、精々それくらいの理由でしか人は訪れないんじゃないでしょうか。

ネットゲームはアップデートや仕様変更で変わっていくものです。 既存のコンテンツに全く影響を与えずに新要素を追加するなんて無理な話。 トレンドが変わったりそもそも用途がなくなったりして、廃れる場所やモノだって出てきますよね。 箱舟遺跡のここやモラタワーなどはその廃れた場所にあたるんでしょう。 ……まあ設計自体が甘かったんじゃないかとも思いますけど、ね。

でも折角そこにあるんですもの、何かしら使えるなら活用しましょうよ。

他の例として出したモラタワーはアルター至近に銀行があり売買 NPC がいて、しかも場が軽いため荷物整理に重宝されているみたいですね。

ココだってある程度の広さを持った閉空間です。 人通りがないことを逆手にとったらこうして落ち着いてお話するのには向いていると思います。 そういえば先日見かけたストリーミング放送では、ここにキャラを置いて画面を映したまま、でもゲーム内では何もせずただ MoE に関した雑談だけをやってましたっけ。 ゲーム内で完結するか外でコミュニケーションを取るかの違いはありますけど、用途としては同じですね。

使われてこその場所やモノです。 そこにあるだけでハイおしまいでは悲しいですよ。 忘れられたコンテンツの代表であるジャスパーを未だにメインフィールドとしている歌姫としてはそんなことを思うんです。

皆さんも何かの折には思い出してあげてくださいね。

前のゲームのお友達が MoE を始めたんです。 それもほぼ同時期に二人も。

私自身は前のゲームを完全に止めたわけではありません。 家が持てるゲームなので、その維持だけにちょくちょく課金（←誤用らしいですね）しています。 ですが向こうに in しても何をするわけでもなく、チラッと街をぶらついては落ちるだけなので知り合いとは皆疎遠になってたんですね。

それが、こっちの方でまた会えるなんて嬉しい限りですよ。 まあ、私が MoE をしてることは知らせてあったので、わざわざ向こうから訪ねてきてくれたってことなんですけどね。 これって凄くありがたいことですよねー。

さて今日はそのうちのお一人の話です。

彼女が最初に私に声を掛けてくれた時点でのシップは、確か耕作師でした。 私がダイアロスに降り立ったときも料理を上げるつもりでその前提として収穫に勤しんでいて、最初に付いたシップ名は耕作師だったんじゃないかしら。 聞けば似たような感じの歩みだしだそうで、なんだか嬉しくなります。

若葉が外れた段階なら、下調べもしつつ各地を回ったりしだす頃でしょうか。 多分面白くなりだしたあたりでしょうね。

私も MoE 民です。 多分にもれずどころかおせっかい焼きな性分も相まって、若葉いじりは大好きなんですが――。 こういうのはどこまで手を出していいものなんでしょうね。 いつも悩むんですよ。

同じスキル制のゲームから来た彼女は、MoE の自由度にも馴染みがあるはずです。 私自身もそうでしたからね。 やることがわからなくて途方にくれる、なんてことにはならないでしょう。 多分ほっておいてもちゃんと自分の道を見つけて、好きなように遊ぶようになると思います。 そこに口を挟むのは結果として邪魔してしまうんじゃないかと懸念するところなんですが……。

かといって、ちょっとした MoE 生活でのコツみたいなものを全く教えないのも薄情ですしねえ。 不便なやり方でやってるのを見て何もアドバイスしないのは、やっぱり違うと思います。

槍を上げているようだったので、とりあえずスキル上げと金策の手段として地下墓地のゾンビラットを教えてみました。 スキル 10 ちょっとなら適正ですしね。 危なかったらガードに手助けもしてもらえますし。 回避やら着こなしやらの基礎（戦闘スキル）も上がっていたようで丁度良かったみたいです。

そういえば、戻って荷物整理したときのことですが、ドロップの技書に高スキルのものがあったのか NPC 売価に目を輝かせてましたっけ。 気に入ってもらえたようでよかったのですよー。

そして着こなしが 15 になったと言うので、いつもお世話になってるまた別のお友達にお願いしてドラレザ作ってもらいました。 これは私からのプレゼントですー。

始めたばかりの立場からして見ると、この程度の装備一式でもちょっとした財産ですね。 若葉さんにあげるアイテムとしては私ジャッジで躊躇するレベルですけど、ええ、これはいいんです。 私の気持ちなんですからっ。 わざわざこっちに来てくれたそのお礼ですよー。

どんな感じのキャラにするとしても着こなし 16 は少数派だと思います。 そしてドラレザに落ち着くことは多分ないでしょうね。 ええ、ドラレザは殆どのキャラにとって通過点なんです。 着こなしを上げてもっと硬い装備にするか、逆に落としてそれなりな物を着るかで、いずれ使われなくなる装備。 それをふまえると「初期キャラへのちょっとしたプレゼント」には丁度いいんじゃないかと思うんですけど、どうでしょう。

ところでその SS の彼女は民族マスクを被っていますが、それはマスク好きだというのでついでに作ってもらったものです。 そうでしたね。 前のゲームでもオークヘルムだとかトライバルマスクだとか被ってましたっけ。 素顔を見たことが殆どなかったんでした。 こっちでもマスクを手に入れたってことは、もう顔を見ることはなくなっちゃうのかしら。

ChaosAge 水の門へはいつも水泳を上げてから向かいます。 地味な水泳上げも、ブーストしてあると楽しいものですよ。

代わりに落とすことになる音楽の上げなおしが面倒だったりもするんですけどね。 無理をして 1 キャラだけで色々やろうとするツケは、やっぱり自分で支払うべきだと思います。

ともあれ、サクサク上がる水泳スキルの様子をご覧ください。

水泳上げ in イプス峡谷 -Master of Epic

ここはどこで、何をしようとしているところでしょうかっ。

正解は……ナジャ戦前の buff タイムでしたー。

ええ、分かってます。 正直人数がおかしいとおもうんですよね。

ログインしたところに「どっかいこー」の声がかかったんですよ。 それはごく普通のことだとは思うんですが、言いだしっぺは先日のザブール戦をメビに変えた彼女です。 これは油断できません。 CH 内には 4 人しか居ないのにガイアがどうのって発言が聞こえるんですけど、これは無視を決め込んだ方がいいんでしょうか……？

おりしもガイアはツアーが立っていたようで、その代案に出たのがナジャ。

あれ？ 代案が出てくるってことはガイアが本気だったってわけでして……。 そこに恐怖を感じないではありませんが、今はそれどころじゃないです。 ザブがメビに変わるくらいなんですから、ナジャって言ったら実際は千年竜になるんじゃないかと身構えてしまうのは仕方がないことですよね。 彼女としてはホントにナジャのつもりだったようなんですけど、それでもさすがに人数に問題があるんじゃないでしょうか。

実際のところですね、偶然出合ったお友達を誘ってみたんですけど、丁度暇していたのか二つ返事で参加を決めてくれた彼も、1PT だよと告げると絶句してましたよっ。 それでもちゃんと加わってくれるのは、それが MoE プレイヤーの気質なのか彼自身が M 体質なのか……。

ともかくイルヴァーナへ 5 人でやってきました。 なにやらナジャは湧いたまま放置されていたようで、クエスト報酬に興味がない私たちは前提クエストをせずにいきなり本戦に入ります。

アーマーナイトさんが壁、ヒラさんがそれを支える感じ、弓さんが削って、賢者さまが多彩な魔法で活躍。 私はこの PT 構成だとサブヒラのポジションなんでしょうか。 具体的にどう動いていいか分からず、それでも模索しながらなんとか戦い始めます。

本職ダンサーのつもりの歌姫としてはタウントやスワンで活躍！ といきたいところなんですが、この少人数ではダンスはあまり有効的ではない様子です。 WoV に捕まってる範囲にまで踊りに行くとナジャの攻撃に晒されるので、ダンス硬直の間に死ねるんですよね。 タウントを踊りに行って自分が死ぬこと数回、やっと学習してシャワーに切り替えることにしました。

ヒラさんが基本、壁役のヒールに徹しているようなので、私は足りてない回復を。 リバだったり、シャワーだったり、弓さんへの回復だったり。 ない頭をひねって、活躍しようとなんとか頑張っていましたけど、自分自身で見返してみてイマイチな感じです。 素の反応が鈍いのが原因なのは勿論ですけど、息を合わせるのってホント難しいですね。

始まる前はどうなることかと心配していたナジャですが、地道に削ってここまでは減らしましたよ。 途中、全滅の危機もありました。 でもよく持ち直したものだと思うんです。 やっぱり硬いヒラ（私じゃないですよっ）は窮地で頼りになりますね。

よくもここまで減らしたものですが……。

残念ながら 1 時間の de-re-pop とあいなり、私たちの戦いは無に帰ったようです。

最後の方は、皆の物資が切れていて無理矢理粘っているような感じでした。 潤沢にあればもう少し違っていたんでしょうか。 ともかく削りきれなかったのは残念でしたね。 もともと 1PT というのは無茶がありましたけど、後一歩というのが見えたために余計に悔しい感じで、心残りです。 いつかまたリベンジに行きましょうねー。

あ、もともと湧いていたものとは言え、結局ナジャを再放置してしまったのは申し訳なかったのです。 あれは良かったのかしら。

2011.9.16 ナジャ戦 -Master of Epic -YouTube